国際的なドライバルクの船主及び運航会社であるノルビック・シッピングの幹部が来日し、2023年第4四半期に尾道造船所より引き渡される4万重量トン型のハンディマックス、ノルビック・シンガポールの進水式に出席しました。
進水式には、インド洋事業部営業部長のアミット・クマール、ハンディパシフィックチーム営業部長のヘマント・ティワリ、シニアオペレーションマネージャーのイボンヌ・ヤンが出席しました。
長期傭船であるノルビック・シンガポールは、今年、当社のドライカーゴ輸送船隊に加わった3隻のうちの1隻です。
2023年8月4日には、今治造船が竣工した64,0000重量トン型ウルトラマックス、ノルビック・コペンハーゲンが竣工し、日本で譲渡式が行われました。
ノルビック・コペンハーゲンは、当社の「長期傭船戦略」の一環であり、燃費効率に優れた海上輸送を求めるドライカーゴ船主の需要の高まりに対応しています。
今年上旬に進水した3隻目のノルビック・ヒューストンは、2023年第3四半期に尾道造船所から当社のドライバルク部門に引き渡される予定です。ノルビック・ヒューストンは、ノルビック・シンガポールと同様、4万重量トンのエネルギー効率に優れたハンディマックスです。
ノルビック・シッピンググループ会長兼最高経営責任者(CEO)であるAJ・ラーマンは、保有船の拡大について次のように述べています。
「中国経済の減速による市場の混乱にもかかわらず、ドライカーゴ輸送船の船主や運航会社が脱炭素化を目指し、エネルギー効率の高い船を求める傾向は依然として強いままです。
燃料効率の高い船舶の長期定期用船契約により、貨物船主は世界中に貨物を輸送するために必要な船腹を確保できます。また、当社にとっては自社船の利用がさらに容易になったことで、船主として顧客のニーズに柔軟に対応できるという点でメリットを感じています。」